【体験談】前歯を部分矯正した話　費用や期間についても解説

こんな疑問に答えていきます。

歯の矯正って聞いたことある方はけっこういるかと思います。

歯の矯正って子供ややるイメージをもたれている方も多いのかもしれません。

そしてもう一つ、費用が高額だったり矯正期間が長い、といったイメージをもたれている方もいらっしゃると思います。

ぼくも歯並びは良くなかったので、矯正に興味がありましたが、価格がネックでした。

しかし、いろいろと調べていたところ、前歯のみの部分矯正というものがあると、知ったのです。

前歯のみなので、当然費用も全体矯正より安いです。

そこで、今回ぼくが実際に前歯の部分矯正をしたので、それをもとに部分矯正について共有していきます。

前歯だけの部分矯正とは？

部分矯正とは、歯全体を矯正するのではなく、前歯の12本とか14本とか、歯の一部を矯正することです。

口を開けたときに見える歯って前歯だけですよね？

なので、見える前歯だけ歯並びをよくしちゃおう、そんなイメージを持っていただければよいです。

注意点として、

歯並びの状態次第では、歯医者さんによっては部分矯正不可の場合もあるようです。

事前に部分矯正可能かどうかのカウンセリングに行くことで判断してもらえます。

また、他の歯医者では不可といわれたが、別の歯医者なら可能。

という話もありますので、不可と言われた方も、諦めず何件か回ってみるとよいと思います。

【比較】部分矯正の種類

部分矯正には何種類か方法がありますので、主な3つの方法を紹介いたします。

ちなみにぼくは、価格重視した結果、ワイヤー矯正（表側）を選択しました。

値段のイメージはこんな感じです。

ワイヤー矯正（表側）　＜　ワイヤー矯正（裏側）　＜　インビザライン

右にいくほど、1.5倍〜2倍高くなるイメージです。

ワイヤー矯正（表側）

歯の矯正といえば、まず思いつくのがこの方法ではないでしょうか？

小学生の時も、クラスの中にこの方法で矯正している子がいたのを見たことがあります。

歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を装着し、そこにワイヤーを通すことで歯に力を加え、徐々に歯を動かして歯並びを整える矯正方法です。

メリット	デメリット
一番安価な方法	見た目が気になる
治療結果が安定している	ワイヤーが外れるなどの、トラブルの可能性がある

ワイヤー矯正（裏側）

ワイヤー矯正の裏側は、ワイヤーを使用する点は先ほどのワイヤー矯正と同じなのですが、

歯に装着するブラケットを歯の裏側に装着し、ワイヤーを通す、といった方法です。

歯の裏側にブラケット・ワイヤーがあるので、側から見たら矯正しているかどうかわかりません。

メリット	デメリット
見た目が気にならない	ワイヤー（表側）より費用が高い

インビザライン

あまり聞き馴染みにない方もいらっしゃるかもしれません。

簡単に言いますと、透明のマウスピースをつけて矯正を行う方法です。

3D口腔内スキャナーで歯型をとり、それをもとにマウスピースを作り、少しずつ矯正していく手法です。

食事中は取り外し可能なので、普段通り食事ができたり、透明なマウスピースなので、見た目も目立たないといったメリットがあります。

あまり取り外しし過ぎると、効果が薄くなって期間が長期化してしまうので、自己管理が求められます。

メリット	デメリット
自分で取り外しが可能	費用が一番高額
透明なので目立ちにくい	自己管理必須

実際にかかった期間・費用の詳細

ぼくは実際に前歯の部分矯正を行いました。ワイヤー矯正（表側）です。

その期間と費用を紹介します。

期間

かかった期間については以下のとおりです。

事前準備	約2ヶ月
ワイヤー矯正（表側）	約12ヶ月（約1年）
リテーナー装着	約12ヶ月（約1年）

事前準備とは主に3点行いました。

カウンセリングは必須です。

主に、口内の写真を撮ったり、それをもとにどの矯正方法で進めていくかを、歯科医師の方と話合います。

写真撮り、方針確認の計2回で終わると思います。

虫歯治療については、初回カウンセリング時に虫歯がない方は、もちろん対象外です。

普通に虫歯の治療です。矯正前に治すだけです。

親知らずの抜歯については、歯科医師の先生と相談した結果、抜いた方が矯正がうまくいきやすい、という結果でしたので、ぼくは抜きました。

これも個人差があると思いますので、カウンセリングの結果に従っていただければと思います。

リテーナーというのは、矯正が終わって動かした歯がもとに戻らないように、マウスピースをつけることをいいます。

リテーナーの装着期間は、矯正してた期間と同じくらいが一般的と、歯科医師の先生から教えてもらいました。

費用

部分矯正にかかった費用は以下のとおりです。

事前準備（写真、虫歯治療、親知らず抜歯）	約20,000円
矯正初期費用	約300,000円
通院費	約72,000円
合計	約400,000円

もちろん、費用は歯並びの状態によって変わるので、個人差があります。

が、これくらいの規模感ということを頭の片隅においてもらえればと思います。

通院は1ヶ月に1回ワイヤーを調整してたので、月に1回は歯医者に行く必要がありました。

1回6,000円ほどでしたので、12ヶ月分にすると、約72,000円です。

矯正期間中の生活の苦労

1年間ほど、ワイヤー矯正（表側）生活をしてきて、その中で苦労したなあ、と思ったことを紹介していきます。

ワイヤー矯正に興味のある方の参考になればうれしいです。

ワイヤーが外れたり、口内で干渉することが稀にある

これが発生すると一番きついです。

1年に数回でしたが、ワイヤーが外れて口内に違和感ができることです。

ワイヤーが外れた時の戻し方は、歯医者さんで教えてもらえるので、それで対応できることが多いのですが、

自分で戻しても口内で干渉して違和感が残ることが数回ありました。

口内の違和感は普通にきついです。痛っ、となる場合もあります。

対処法は、歯医者にワイヤーが外れて口内に違和感がある、と連絡して通院するしかないです。

なので、通院する回数が増えます。

矯正は高額なので信頼できる歯医者選びも大切ですが、平日の仕事がある日でも通える、という点で選ぶのもマストな条件だと感じました。

定時退社で歯医者に間に合うのか、時間休暇などで歯医者に行くのか、そのような選択肢になるかと思います。

食事のたびに、ワイヤーにものが挟まる

これも想像つくかもしれませんが、普通に食べ物が挟まります。

ただ、これは慣れてきますので、安心してもらえれば大丈夫です。

対処法は、爪楊枝を持ち歩くことです。

カバンや財布に爪楊枝を入れておきましょう。

食事後に、鏡のあるとこ（トレイなど）で、爪楊枝をつかえばほとんどの挟まりは解消できます。

その後、歯磨きすれば元通りです。

この一連の作業に慣れてしまえば、この問題は解決できると思います。

案外見た目は気にならない

これは人によるかもしれませんが、表側にワイヤーをつけていてもぼくは気になりませんでした。

当時はコロナ禍でマスク着用がスタンダードだったからかもれません（2020年6月〜から1年間くらい）。

食事などで、矯正してることが周りに知れ渡っても、ポジティブな意見が多かったです。

• 見た目磨きしててえらい
• 美意識が高い
• なんか頑張ってる笑

案外周りの人は一個人のことを気にしていないとも思いました。

矯正を検討している人へのアドバイス

ぼく自身、部分矯正をして前歯の歯並びが良くなりました。

歯並びはコンプレックスに思っていたので、それが解消できただけでもやってよかったと思います。

予算の都合もあると思いますが、以下の2点が重要と思います。

まず、歯医者選びです。

先ほども少しお話ししましたが、部分矯正とはいえ、高額な金額と思います。

信頼できる歯医者選びが大切です。ぼくは下記を参考に選定しました。

• 矯正の実績がある
• 家・職場から通える
• 建物・内装が綺麗

矯正の実績がある歯医者さんの方が安心できますよね。これはそのままです。

次に、家や職場から通えるかどうかです。

苦労の点でもお話ししましたが、矯正中はトラブルもあれば通院もあります。

トラブル時はつらいので、いつでも通える距離であることが大切です。

通えるところを選定してもらえれば、もしものときでも、歯医者さんに対応してもらえます。

建物・内装が綺麗は、完全にぼく個人の意見です。

独断と偏見ですが、綺麗な場所の方がなんとなく安心できます。

が、最初の2点は重要と思ったので、参考にしてもらえればと思います。

次に矯正方法について

矯正方法を3種類紹介させていただきました。

どの方法もメリット・デメリットがあり、大きく金額が変わってきます。

方法については個人の価値観が大切になってきますので、カウンセリングの際に、歯科医師の先生としっかり相談して決めてもらうのが大切です。

まとめ

以上、ぼくの部分矯正について、紹介させていただきました。

矯正して、歯並びがよくなることでコンプレックスも解消できるし、見た目もよくなります。

それなりの金額を使いましたが、ぼくは後悔していません。

もし、矯正に興味がある方はチャレンジしてみるのもよいと思っています。

それなりに金額がかかりますが。。。

以上、歯列矯正を検討している人の参考になれば幸いです。

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。